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    日々、偶景から

                



                 2019年5月末の神戸への古書店めぐり。
                 三宮アーケード街の店。金子光晴の古い詩集を買う。
                 この後、市内の古書店を10軒ほどまわった。




                 古本屋探索の途中、左手専用の刃物店に遭遇。
                 私は右利きだが、何か一つ買いたくなった(でも、やはり買わなかった)。




                 雨の夕方、神戸・南京町。勘を頼りによさそうな店を探す。
                 地元の会社員が吸い込まれていく店のたたずまいに惹かれて入った「民生」が大当たり。
                 廣東料理が、実に美味しく、値段も手ごろだった。




                 兵庫県立美術館の屋上にある蛙のオブジェ。
                 何の面白味もない、余計な陳列物。




                 兵庫県立美術館の海側の青林檎のオブジェ。




                 元町の半地下にある古書店。古雑誌を買う。




                 神戸近代文学館。神戸にゆかりのある作家・作品を収集。
                 関西学院大学の元チャペルの建物。




                 谷崎潤一郎の『細雪』の原稿(ただし複製)。
                 軍部の圧力で連載禁止発のため、私家版を出版。
                 これはその補足として張り込まれた原稿。




                 昭和13年に谷崎潤一郎が遭遇した神戸大水害。
                 「十合百貨店前」とある。これは『細雪』に反映されている。




                 最後に立ち寄った古書店「花森書林」。
                 この女性店主は、偶然にも私がよく立ち寄る東京・池袋西口の
                 詩書を専門にする「古書ますく堂」の女性店主と友人同士だという。










                  珈琲空間

                 神戸は良い喫茶店がたくさんある。
                 この「にしむら珈琲店」もその一つで、昭和の雰囲気を残す。店内はゆったりとした時間が流れている。
                 と同時に、二階の席にいると、チューリッヒのカフェを思い出した。




                 日本最古の珈琲店と大書してある「放香堂加琲」店。
                 珈琲ではなく「加琲」あいにく定休日。




                 三宮駅近くの路地で私の(?)喫茶店を発見。
                 kunioのロゴ入りのカップを購入。




                 kunioの珈琲豆も販売。しかし、買わなかった。




                 クニオの喫茶店の入口。
                 踊り場の空間をうまく利用したり、店内の設えはいいのだが、
                 クニオ・ブレンドの珈琲は、残念なことに不味い。




                 この日は「放香堂」は営業日。
                 苦味と酸味のバランスの良いコーヒーだったので、豆も買う。
                 明治の文明開化時に、京都の緑茶屋が創業。当時と同じく石臼で豆を挽いている。




                 


 

          




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