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    日々、偶景から

                



                 何の鳥か? 近づけば、白肌になった枯れ木だった。
                 長野県、蓼科の山中。
                 
                 




                 六月中旬、京都。炎天下だが嵯峨野を歩きたくなって、広沢の池をめぐる。
                 閑散として、近くの幼稚園児たちがザリガニ釣りに来ていただけだった。





                 広沢の池。古来、観月の池として知られる。
                 「広沢の池に宿れる月影や昔をてらす鏡なるらん」(後鳥羽法皇)




                 大覚寺、五大堂の鐘
                 広沢の池から、大覚寺へ田園地帯を歩き、たどりつく。
                 大覚寺は嵯峨天皇の離宮に始まり、空海を招いた門跡寺院。




                 大覚寺、大沢の池。
                 中国の洞庭湖を模して造られた。
                 日本で庭園に池が造られた最初の例という。周囲およそ1キロ。




                 大沢の池。
                 蓮の花の季節に間に合った。
                 門跡寺院らしく、嵯峨御流という生け花の伝統がある。




                 京都、出町柳の古書店。
                 三冊の本を持参すると、一冊の本と交換してくれる。
                 資本主義経済を裏切る(?)、物々交換の業態が痛快。




                 京都、出町柳。
                 右の高野川と左の賀茂川の合流地点。
                 いわゆる「名所」として広く知られているわけではないが、賀茂大橋に立ち、遠く鞍馬の山を望むと、すがしい幸福感に包まれる。





                 


 

          




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