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    日々、偶景から

                  


                   東北大学で研究会「文化人類学と環境文学の対話」に出席の後、仙台市
                   富沢にある〈仙台市富沢遺跡〉(「地底の森ミュージアム」)に寄る。
                   造成中にたまたま発見された2万年前の旧石器時代の森の遺跡が発見さ
                   れた。水に浸かりながら土が層状化して保全されたという。


                   旧石器の人々が森で焚火をした2万年前の痕跡が、はっきりと残る。
                                    


                   「地底の森ミュージアム」の外観。まわりは2万年前の森の植生を再現している。


                   奥琵琶湖マキノ 「日本のネイチャーライティング研究」会議に参加。
                   宿泊したグランドパークホテルの部屋から琵琶湖をのぞむ。


                   奥琵琶湖・マキノの遥かな船影。


                   奥琵琶湖、マキノ湖畔。丸く矯正された松の枝、解きたくなる。
                                  


                   滋賀県高島市、針江生水(はりえしょうず)の郷。
                   街路灯の電力をこうした水車でまかなっている。ガイド付きでないと、
                   外部の者はこの街に入れない。


                   針江大川。川底には梅花藻が群生し、鯉だけでなく、鮎やハヤも琵琶湖
                   から上がってくる。夏は水遊びの子どもたちで賑わう。


                   針江の町は、江戸初期から続く川端(かばた)文化を守っている。各家の
                   台所に100年以上前の地下水が注ぎ、引水用の壺池(水槽)、野菜などを洗
                   う端池からなる。端池では、鯉が泳ぎ、残飯を食べ、汚れた皿もきれいに
                   してしまうという。


                   三宅さんの家の川端。水はブナの原生林の山肌に沁み込んだ水が、百年から
                   二百年の歳月をかけて伏流水となる。


                   針江の鮮魚店にあった鮒寿司。高価な逸品だが、一切れ食べただけで、
                   私は苦手。


                   川端の豆腐店(上原豆腐店)。創業百年という。
                   百年かけて濾過された水で作った豆腐の美味しさは別格。
                   


                   梅花藻の群生。
                                    


                   針江・鈴江大川につながる中島自然池。まわりの蘆の群生がひろがる。
                   ここの「もんどり漁」(「おかず獲り」というもので、晩のおかずを
                   獲るために漁に出る)。心に残る風景としてNHKで放映されたこともある。


                   奥琵琶湖「海津」の外観。高台から琵琶湖をのぞむ最高のロケーションに
                   あり、ここで珈琲を一杯飲む目的だけでも、また訪れたい。


                   「海津」の店内の骨董珈琲カップ。
                   


                   「海津」の骨董品の一つ、昔の床屋の散髪椅子。
                                    

                   奥琵琶湖・海津。骨董品店を兼ねた喫茶店「海津」
                   テラス席で飲むコーヒーの至福。水鳥たちの姿と琵琶湖の湖面を
                   渡ってくる微風。

                   珈琲を飲んだテラス席を下から見上げる。
                   


                 

          




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